トム・クルーズ、「ミッション:インポッシブル」最新作を引っ提げて3年ぶり25回目の来日!雨の東京都庁で3時間超の神対応にファン約1000人が熱狂

トム・クルーズ、「ミッション:インポッシブル」最新作を引っ提げて3年ぶり25回目の来日!雨の東京都庁で3時間超の神対応にファン約1000人が熱狂

トム・クルーズが人気シリーズ29年の集大成を飾る『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開)を引っ提げて、3年ぶり25回目の来日を果たした。5月6日には東京都庁都民広場でジャパンプレミアが行われ、クルーズ(イーサン・ハント役)をはじめ、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン役)、ポム・クレメンティエフ(パリス役)、ヘイリー・アトウェル(グレース役)、グレッグ・ターザン・デイヴィス(CIAエージェントのドガ役)、クリストファー・マッカリー監督がレッドカーペットを歩き、会場に集まった約1000人のファンから大歓声を浴びた。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』御一行が来日!
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』御一行が来日!

『トップガン マーヴェリック』(22)、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(23)で記録的な大ヒットを記録し、パリ2024オリンピック閉会式では華麗なスタントで世界中の話題を集めたトム・クルーズ。そんな彼のキャリアを象徴する「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作となる本作。タイトルは前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継ぎ、さらには“ファイナル”と謳うなど様々な展開を推測させる意味深なものとなっている。

トム・クルーズ、戸田奈津子&森川智之との再会に笑顔!
トム・クルーズ、戸田奈津子&森川智之との再会に笑顔!

本作のワールドツアーのキックオフとなるこの日のイベントは、東京都の後援を受けて行われた。あいにくの雨模様にも関わらず、いまかいまかとメンバーを待ち受けるファンのボルテージは上がりっぱなし。クルーズが登場すると大歓声が沸き起こり、クルーズは輝くような笑顔でファンに手を振った。長年クルーズの通訳を務めてきた親交の深い戸田奈津子や、クルーズの吹替えを担当する声優の森川智之も出席。クルーズと笑顔を見せ合った。さらに小池百合子東京都知事も姿を現し、クルーズとがっちりと握手。小池都知事の開会宣言によって、華々しくイベントが幕を開けた。

小池百合子東京都知事とトムが握手!
小池百合子東京都知事とトムが握手!

都庁は作品のカラーである“赤色”にライトアップ。“赤色”のカーペットをメンバーが歩いて、雨のなか写真撮影や握手、サインなどファンサービスに専念した。先陣を切ってカーペットを歩いたクルーズは16時ころから約3時間にもわたるファンサービスを行う、神対応ぶり。至近距離での対面、そしてクルーズの熱烈な対応に終始、会場のあちこちから黄色い歓声が上がっていた。

トム・クルーズ、雨のなか神対応…!
トム・クルーズ、雨のなか神対応…!

「25回目の来日です。日本が大好きです」と切りだしたクルーズは、「毎回、この美しい文化に触れることができてすごくうれしい。温かく迎えていただき、映画を愛してくださってありがとう。皆さんのためにこの映画を作りました。皆さんからいただいている感情を、皆さんにお返しします」とファンに向けて相思相愛の想いを吐露。ワールドツアーのキックオフを東京で迎え、黒のドレス姿のアトウェルは「とても特別な気持ち」としみじみ。「前作では日本に来ることができませんでした。今回は、ワールドツアーの最初のストップを東京にしました。まだ映画を観ていないんです。日本のファンと一緒に映画を楽しめることがとてもうれしいです」と声を弾ませた。

サイモン・ペッグもファンに愛を伝えた
サイモン・ペッグもファンに愛を伝えた

ペッグは「ありがとう、東京!」と日本語で絶叫してファンから声援を集めつつ、「ここに来られてとてもうれしく思っています。前回来られなくてとても悲しい想いをしました。心の底から愛しています」と目尻を下げた。続いてマッカリー監督が「日本が大好きです。来日は7回目か、8回目です。日本人の皆さん、大好きです」と愛情をにじませると、デイヴィスも「愛している」と日本語で挨拶。「念願の初来日です。皆さんにお会いできて最高にうれしいです」と喜びをあふれさせていた。

【写真を見る】ポム・クレメンティエフの大胆なドレス姿にファンから大歓声が上がった!
【写真を見る】ポム・クレメンティエフの大胆なドレス姿にファンから大歓声が上がった!

大胆なドレス姿を披露したクレメンティエフは、「ハロー!」とチャーミングな笑顔を見せていた。レッドカーペットでもキャスト陣とハグを交わしていたクルーズは、「皆さんのことが大好きです。ここに集まったキャストの皆さんは7年間をかけて作品を一緒に撮り、共に生活し、仕事をしました。皆さんことを誇りに思っていますし、愛しています。マッカリー監督とは20年間、一緒に仕事をしてきました。我々が成し遂げてきたことを誇りに思っています」とチームに最大の敬意を表していた。

ド派手な演出に会場も大盛り上がり!
ド派手な演出に会場も大盛り上がり!

イベントの締めくくりには、映画のモチーフである“導火線に火をつける (Light The Fuse)”をテーマにしたジャパンプレミアの特別映像が、お馴染みのテーマ曲に合わせて都庁舎にプロジェクションマッピング投影された。花火がぶち上がるクライマックスに、登壇者とファンも大盛り上がり。クルーズは投げキッスやハートポーズを繰りだすなど、最後までファンに大きな愛を伝えていた。


取材・文/成田おり枝

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