熱々の溶岩チキンに誰もが釘づけ!?『マインクラフト/ザ・ムービー』本編映像をちら見せ
大人気ゲーム「マインクラフト」の世界を映画化した『マインクラフト/ザ・ムービー』(4月25日公開)。本作より、溶岩チキンのシーンを捉えた本編映像が解禁となった。
自分が考えたモノをなんでも創造することができる不思議な“マイクラワールド”が舞台の本作。謎のキューブの力で、すべてが四角形でできた異世界に転送されてしまった非リア充なギャレット(ジェイソン・モモア)、ナタリー(エマ・マイヤーズ)&ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)の姉弟、ドーン(ダニエル・ブルックス)。彼らは先住転送民のスティーブ(ジャック・ブラック)のアドバイスとレクチャーを受けながら、創造力=クリエイティブを駆使してマイクラワールドをサバイバルしていく。
この度解禁となったのは、そんなマイクラワールドでのワンシーン。スティーブの案内で村に到着した一行は、彼おすすめの溶岩チキンの店を訪れる。「溶岩とニワトリを混ぜたらどうなるか、考えたことある!?どうなるか見せてやろう」とスティーブが装置のスイッチを入れると、レッドストーン回路にパワーが走り、装置に入れられたニワトリの上に溶岩がなだれ込む。「よよよ溶岩~♪ちちちチキン~♪」とノリノリで歌い始めるスティーブを、いぶかしげそうに見守る仲間たち。歌い終わると同時に装置から飛びだしてくる、熱々でジューシーな四角い溶岩チキンに、思わずお腹が鳴ってしまうこと請け合いのシーンとなっている。
大胆な発想が目を引く溶岩チキンだが、実はゲームからのファンにはおなじみの存在だ。ゲームではニワトリなどの動物を焼いて食料にすることができ、様々な素材やアイテムを応用することで、自動で焼き鳥を作る装置を生みだすことも可能。映画では、そんなニワトリの上に溶岩を流し込む画期的な(!?)調理法を駆使した溶岩チキンをリアルかつポップに再現している。
スティーブ役ジャック・ブラックの抜群のキレと表情筋、そして彼の日本語吹替版声優を務める山寺宏一の本領発揮ともいえる圧倒的歌唱力が加わり、一度聴いたらヤミツキになるシーンに仕上がっている。なお、これまで数多くのハリウッドスターの吹替えを担当してきた山寺だが、意外にもブラックを担当するのは本作が初挑戦。劇中には、溶岩チキンを始め数々の歌唱シーンが登場するが、「とにかくジャック・ブラックの演技もスティーブのキャラも最高なので、考えすぎず楽しみながら演じました。子どもたちを含め、吹替えで観ても楽しんでもらえるよう、なるべく本人の歌唱に寄せたつもりです」と語るように、山寺渾身のジャック=スティーブの大熱唱はどれも必見だ。
いよいよ明日より日本公開を迎える『マインクラフト/ザ・ムービー』。溶岩チキンのシーンにも期待して鑑賞してほしい。
文/平尾嘉浩