話題の純愛小説を実写映画化『ストロベリームーン』主演は長編映画初主演の當真あみに決定
TikTokで話題の純愛小説を、當真あみ主演で実写映画化する『ストロベリームーン』が10月17日(金)に公開されることが決定。このたび、作品情報、ティザービジュアルおよび特報映像が解禁となった。
芥川なおによる同名小説「ストロベリームーン」を、脚本界のレジェンド岡田惠和と新進気鋭の若手女性監督酒井麻衣のタッグによって実写映画化する本作。長編映画初主演となる當真が主演を務め、共演に齋藤潤、杉野遥亮、中条あやみらが名を連ねる。描かれるのは、余命半年と宣告された桜井萌が、高校1年生の春、一生分の恋をする物語。萌は、小さい頃から病弱で、家のなかだけで過ごしていた。優しい父母と過ごしながらも、学校にも通えず、友だちもできない萌。だがそんな時、余命が残り半年であることを宣告され、家族は悲しみに包まれる。しかし、ある理由から萌は高校に通うことを決意する。そして入学式の日、初対面にも関わらず同じクラスになった佐藤日向に突然の告白。驚く日向だったが、萌の猛アプローチにより付き合うことになる。初めて「恋人」という存在ができた2人は、少しずつお互いの距離を縮めていく。いよいよ萌の誕生日、6月4日にはずっと萌が憧れていた、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという満月「ストロベリームーン」を見に行くことに。しかし、その日を境に萌は学校から姿を消し、日向は萌と連絡が取れなくなってしまう。
脚本の岡田は「當真さん、齋藤さん、杉野さん、中条さんという自慢のキャストのお力と、酒井監督の演出によって、可愛らしく、ファンタジックで、でも強い愛と命の映画が出来ました」と本作のキャストと酒井監督によって生みだされた本作の魅力をふんだんに伝えるコメントを寄せたほか、監督の酒井は「誰かの一生懸命さに心を動かされ、自分はなにができるのか、なにをしてあげられるのか、全員、大切な人を思いやっている【生き様】が映っていると思います」と本作への思いを語った。
余命を宣告されながら、慣れない学校生活でも周囲には明るく振る舞う主人公、萌をドラマ「妻、小学生になる」にてテレビドラマ初出演を果たし、その後NHK大河ドラマ「どうする家康」をはじめ注目作に続々出演する當真が熱演。本作で長編映画初主演を務める當真は「限られた時間を全力で過ごす萌の姿が愛おしく、そんな萌を支える家族や友だち、そして日向くんの優しさに心が温かくなりました」と脚本の印象を語った。
また、映画『カラオケ行こ!』(24)で悩める中学生役で印象を残した齋藤が、突如告白される同級生、日向を演じ、「向日葵のように真っ直ぐに生きる日向くんとして映画に存在できることが、とても嬉しかったです。毎日、自分自身を超えたいという想いで撮影期間を過ごしていました」と日向として過ごした撮影期間を振り返った。そして、杉野が13年後の日向役を務め「プロデューサーさんの熱い想いと岡田さんの脚本に背中を押していただき、参加させていただきました。齋藤くんからどうバトンを受け取ってどう表現できるのか、ドキドキしました」と制作者たちの熱い想いから参加する意義を見出したことを明かしている。また、中条が日向の幼なじみで萌の親友、高遠麗の13年後の役で出演。「原作と台本を読んで、あまりにも儚くて優しくて温かい高校生の物語に感情移入してしまい、制服まだ着れるかなと心配していたら、大人になった麗のオファーだと言われて、あの青春のなかに混ざりたかったなと少し寂しくなりました(笑)」とストーリーに感情を揺さぶられた印象を話す。
実写映画化に際し、原作者の芥川は「人が生まれながらに持つ純粋さ、優しさ、人を思いやる気持ち。この作品を通して、映像という素晴らしい世界で、来場者の皆様の心に届けられたなら、原作者としてこれほど嬉しいことはありません」と語っている。
あわせて解禁されたティザービジュアルには、6月4日のストロベリームーンを見上げている萌と日向の姿が印象的に写しだされている。
さらに映像解禁となる特報は、「余命半年」である萌が、どのような思いで日向と過ごしたかが垣間見られる映像になっている。「残り半年しか生きられないと言われた日、初めて恋をしました」という衝撃的な萌の言葉とともにはじまり、ストロベリームーンという、恋を叶えてくれる月を見に行きたいという萌の強い思いを感じとることができる。
萌が消えた理由、そして13年後に届く真実とは?萌と日向の行く末は?「13年後に届く真実」をぜひ劇場で目撃してほしい。