ならず者チームがアッセンブル!『サンダーボルツ*』「A24」作品風のスタイリッシュな新映像

ならず者チームがアッセンブル!『サンダーボルツ*』「A24」作品風のスタイリッシュな新映像

マーベル・スタジオ最新作『サンダーボルツ*』(5月2日公開)から新映像が解禁された。

本作では過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界の危機に立ち向かうことになった、最強でもヒーローでもない“超クセ強な無法者”たちが「サンダーボルツ」というチームとしてまさかの集結を果たすことに。メンバーには、ブラック・ウィドウことナターシャの“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ。悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻しサンダーボルツのまとめ役として戦う孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャーことバッキー。ロシアが生みだしたスーパーソルジャーで、ブラック・ウィドウとエレーナの“父”にして「キャプテン・アメリカのライバル」を名乗り続ける現在無職のレッド・ガーディアンことアレクセイ。かつてキャプテン・アメリカに任命されたものの、その重責に耐えきれずに過ちを犯し、全てを失った元エリート軍人のUSエージェントことジョン・ウォーカー。ロシアのスパイ機関で洗脳と身体改造を施された「人間兵器」のタスクマスター。幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物質をすり抜ける能力を持つ孤独なスパイ、ゴースト。過去にアベンジャーズの前に立ちはだかったことのある超個性派たちがチームとなり、新たなバトルが幕を開ける…。

これまでのマーベル・スタジオ作品では、最新作の公開を迎えるたびに、その新たな物語や登場するキャラクターたちにフォーカスを当てた映像が数多く公開されてきた。だが、このたび解禁された映像はこれまでのものとは一線を画す新映像。これまで、アベンジャーズのメンバーたちと対峙してきた、超クセ強な無法者たちが主役となる映画にも関わらず、アクションシーンは最低限に抑えられていて、新たなマーベル・スタジオのロゴを皮切りに、身体に響くような力強いビートに載せて、映しだされるのは、本作のキャストや制作を手掛けるスタッフ陣を紹介する文字。

そこには“『ミッドサマー』(19)、『A Different Man』(23)、『地球は優しいウソでまわってる』(23)の豪華スター共演”という文言や“『BEEF/ビーフ』の脚本&監督”、”『グリーン・ナイト』(21)の撮影監督”、“『ヘレディタリー/継承』(18)のプロダクションデザイナー”、“『ミナリ』(20)の編集”、“『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22)の音楽”などと、すべてアメリカの映画制作、配給会社であるA24が製作、配給を行った作品のタイトルやスタッフ名が表示される。A24は作家性や芸術性が際立った映画作品を数多く発信し、日本でも注目を集めている映画会社。上記の作品も、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などで高い評価を得るなど、大きな注目を集め話題となった作品ばかり。そんな作品を手掛けたキャスト、スタッフ陣が本作の為に集結。なにをしでかすか分からない予測不能なキャラクターたちの物語を、一筋縄ではいかない映像とストーリー展開で活写する。


ならず者チームの破天荒な活躍にフィーチャーした本作。今回の新映像で、異色な世界観に触れてみてほしい。

文/スズキヒロシ

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