最高にクールなヒロインがハリウッドをぶっ潰す!『MaXXXine マキシーン』ティザーポスター&ショート予告
A24が放つ大ヒットシリーズの最新作『MaXXXine マキシーン』が6月6日(金)より公開。あわせて、ティザーポスター&ショート予告が解禁となった。
本作はA24初の3部作にして、最大のヒットシリーズとなった『X エックス』(22)、『Pearl パール』(22)に続く3作目。世界各国の国際映画祭を席巻し、マーティン・スコセッシ監督やエドガー・ライト監督、小説家のスティーブン・キングらを魅了してきた。監督、脚本は前2作に続きタイ・ウェストが、同シリーズで主人公のマキシーンと、映画史上最も無垢なシリアルキラー、パールの両方を演じてきたミア・ゴスが今回も主演を務める。
第1作『X エックス』における、テキサスで巻き起こった凄惨な猟奇的殺人事件の現場からただ一人逃げ延びた主人公マキシーンの6年後が描かれる。ポルノ界で人気を極めたマキシーンがようやく主演の座を射止め、“ハリウッドスター”への夢が現実になる時が近づく。しかしそんな彼女の夢を阻むように、ロサンゼルスを震撼させる連続殺人鬼、謎の私立探偵、FBIまでもが、マキシーンの前に立ちはだかる。実在の連続殺人鬼「ナイト・ストーカー」の恐怖に包まれていた1985年のハリウッドを舞台に、ハリウッドの頂点を目指すマキシーンが邪魔する奴らをぶっ潰し、駆け上るスターダム・スリラー・エンタテインメントとなっている。
本作には、自らシリーズの大ファンを豪語する最旬豪華キャストたちも初参戦。『TENET テネット』(20)や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのエリザベス・デビッキ、Netflixの超人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」のリリー・コリンズ、名優ケヴィン・ベーコンらが集結。デビッキはホラー映画を心から愛し、マキシーンを主演に大抜擢する映画監督を演じ、コリンズが、その監督作に出演し、“スクリームクイーン”として人気を博す女優に扮している。そして、ベーコンが6年前のマキシーンの身に起きた猟奇的殺人事件の真相を知る謎の私立探偵役で出演するほか、ミュージシャンから俳優に転身したモーゼス・サムニーがマキシーンも信頼する映画オタクのレンタルビデオ屋の店長役、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(公開中)のジャンカルロ・エスポジートがマキシーンの所属する俳優エージェントの代表役、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(18)のミシェル・モナハンも連続殺人事件を追うFBI役で出演している。
このたび、本作の日本版ティザーポスターが解禁。ロサンゼルスで最も有名なランドマーク「HOLLYWOODサイン」が「MAXXXINEサイン」に差し替えられ、その下でマキシーンが佇んでいる。80’Sを思わせる日本語のカナロゴが記され、「ハリウッドVS」のキャッチコピーも。サインの「MAXXXINE」とあわせて読むと、「ハリウッドVSマキシーン」の構図となり、ハリウッドの頂を目指すマキシーンが、「ハリウッドという権威」を自分色に染めることを象徴するビジュアルとなっている。
あわせて解禁されたショート予告は、イギリスのロックバンド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが1984年に発表し、80年代を代表する曲となった「ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャードーム」が流れるなか、マキシーンのオーデションシーンからはじまる。彼女がハリウッドで有名になる夢を語る姿が映し出された直後に、ロサンゼルスを震撼させるナイト・ストーカーの似顔絵が。続けて、マキシーンの周囲でばかり事件が起こることから、彼女が疑われる様子。そして、デビッキ演じる映画監督に「ぶっ潰してきな」と言われ、マキシーンがなにかに立ち向かおうとする姿なども次々と映しだされていく。コリンズのスクリーム顔に、まさかの“お婆ぁ”パールも拝めるご機嫌な予告編となっている。
A24発の最高にクールで最高にイカしたニューヒロイン。美しくて大胆不適、誰よりも危険なマキシーンがハリウッドをぶっ潰す『MaXXXine マキシーン』はぜひ劇場で。
文/平尾嘉浩