元夫が書いた小説は、愛なのか?それとも復讐なのか?ファッション界の革命児とハリウッドが誇る実力派キャストたちが夢のタッグを組んだ極上のサスペンス。過去と現在、そして虚構の世界が織りなす迷宮を体験せよ!
5月9日(水)
ブルーレイ+DVDセット発売
容赦なく引き込まれる“警告”のサスペンス!
観るものを華麗なる世界に誘う、3つのポイント

幻想的でセンセーショナルなオープニングからはじまる本作は、主人公スーザンが別れた元夫エドワードから届いた自作の小説「夜の獣たち<ノクターナル・アニマルズ/夜の獣たち>」を読みはじめることから始まる。経済的に恵まれながらも現在の夫との関係に満たされていないスーザンは、軽蔑していたはずのエドワードの知られざる才能を目の当たりにすることに。小説に込められた真意をたどる女の謎めいた愛憎のドラマと、愛する家族を無残にも殺された男の復讐を描く壮絶なバイオレンス。現実世界の過去と現在、そして小説の中の世界が目まぐるしく交錯していく物語に、きっと誰もが釘付けとなり、虜になる。そして最後には深いため息をもらすことだろう。

スーザンを演じるのは5度のアカデミー賞ノミネート歴を誇る実力派女優エイミー・アダムス。そしてスーザンの元夫エドワードと、小説の中の主人公トニーの一人二役を演じきったのは『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞にノミネートされ、37歳の若さで“カメレオン俳優”の名を欲しいままにする稀代の演技派俳優ジェイク・ギレンホール。この2人の演技に駆り立てられるかのように、マイケル・シャノンやアーロン・テイラー=ジョンソン、そしてアーミー・ハマーといった注目すべき俳優たちがしのぎを削る豪華なアンサンブル。中でも、狂気に満ちあふれた怪演でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞したアーロンの表情は必見だ。

メガホンをとるのはファッション界に革命をもたらしたレジェンド、トム・フォード。「007」シリーズでジェームズ・ボンドが着こなすスーツのデザイナーとして映画界にその名を轟かせた彼は、2009年にコリン・ファース主演の『シングルマン』で監督として映画界を席巻する。7年ぶりの監督作となった本作では第73回ヴェネチア国際映画祭の審査員グランプリを受賞。彼の生み出す作品の最大の魅力は、一寸の抜かりなく完璧に計算され尽くした構図の美しさと、それを彩る衣装や美術の美しさ。そして何よりも俳優たちを際立たせるメイキャップや照明、撮影技術にいたるまで、彼が培ってきたありとあらゆる“美”のセンスが反映されていることだ。
『ノクターナル・アニマルズ/夜の獣たち』登場人物フォトギャラリー
『ノクターナル・アニマルズ/夜の獣たち』あらすじ
アートギャラリーのオーナー、スーザンのもとに20年前に離婚した元夫エドワードから暴力的で衝撃的な内容の自作小説が届けられる。その小説に非凡な才能を見出した彼女は、エドワードとの再会を望むのだが…。
『ノクターナル・アニマルズ/夜の獣たち』キャスト・スタッフ
キャスト
スーザン・モロー:エイミー・アダムス
トニー・ヘイスティングス/エドワード・シェフィールド:ジェイク・ギレンホール
ボビー・アンディーズ:マイケル・シャノン
レイ・マーカス:アーロン・テイラー=ジョンソン
ローラ・ヘイスティングス:アイラ・フィッシャー
インディア・ヘイスティングス:エリー・バンバー
ルー:カール・グルスマン
ハットン・モロー:アーミー・ハマー
アン・サットン:ローラ・リニー
スタッフ
監督・脚本・製作:トム・フォード
製作:ロバート・サレルノ
原作:オースティン・ライト
撮影:シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデザイン: シェイン・ヴァレンティノ
編集:ジョーン・ソーベル
音楽:アベル・コジェニオウスキ
衣装デザイン:アリアンヌ・フィリップス
- BD ■カラー ■本編約 116分 ■1920x1080 ■音声:英語5.1ch DTS-HD マスターオーディオ/ 日本語 5.1ch DTS デジタルサラウンド ■字幕:英語/日本語
- DVD ■カラー ■本編約 116分 ■16:9 ■音声:英語 5.1ch ドルビーデジタル/日本語 5.1ch ドルビーデジタル ■字幕:英語/日本語