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イケメン2人×ガイ・リッチーのスタイリッシュアクション！

1960年代に日本でも放送されたテレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」を、設定はそのままにガイ・リッチー監督がリメイク。東西冷戦下、米国CIAとソ連KGBのスパイが手を組み、核兵器テロの阻止に挑むアクション・ムービー。

テンポのいいカット割り、スピーディーなストーリー運び、ちょっとトボケた味わいは、さすがのリッチー節全開。そのうえスパイ2人にはヘンリー・カヴィルとアーミー・ハマーという色気たっぷりイケメン。60年代の風俗を忠実に再現していることで、いつにもましてスタイリッシュなのだ。

CIAのソロは軍隊上がりの美術品窃盗犯にして口八丁手八丁なプレイボーイ。キレイな女性には目がなく一旦寝てしまってから考えるタイプ。一方KGBのイリヤは苦労人でマジメ、融通が利かず地雷を踏まれるとキレてしまうが、女性にはオクテでモジモジが可愛い。

そんな対照的な2人が、互いの武器や服のセンスで憎まれ口をたたき合い、互いに裏を探り合いながらも、協力して金庫破りをし車やボートでチェイス。それぞれのボスから“いざとなったら相手を殺せ”と命じられているが、何度も一緒に危機を潜り抜けるうち本当の友情をはぐくんでしまう。

ブルーレイとDVDの特典には、ヘンリー・カヴィルのインタビュー、60年代の服やクルマ、ガジェットをどうつくり上げたかや、ガイ・リッチーのアクション演出の進化について、スパイアクション『コードネームU.N.C.L.E.』について、現場でのオフショット4種類などが収録されている。