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あのおとぎ話をケネス・ブラナーが豪華絢爛に実写化！

有名すぎるおとぎ話「シンデレラ」。ディズニー・アニメーションの古典でもあるこの作品を、思い切って実写化したのが本作だ。全世界の女の子たちが一度は憧れたシンデレラの世界を、アニメーション以上に豪華絢爛な映像で観られる。

監督のケネス・ブラナーは、シンデレラの幸せだった幼少期や王子との本当の出会い、王子の父親との確執というエピソードを入れ、ストーリーに重みをもたせている。しかし、やはり見どころは“舞踏会の一夜”。カボチャが馬車に、ネズミが馬に、アヒルが御者に変身するシーンはCGにうってつけ。

魔法使いのフェアリー・ゴッドマザーがキラキラーンと魔法をかけると、王室も負けそうなゴージャスな馬車やドレスが出現する。最もCGが効いているのは魔法が解けていくシーンで、宮殿の追手を振り切り爆走しながら、馬車からカボチャの蔓が伸び、御者の鼻がだんだんくちばしに変わっていく。

子供のころに想像したシーンがそのまま映像になっているのを見ることができるのだ。そして、元女の子たちにとってもうひとつの見どころはドレス。サンディ・パウエルがデザインした衣装は、シンデレラの明るいブルーのドレスはもとより、ピンク、黄色、紫、オレンジ、ライトグリーンと、舞踏会のドレスはどれも豪華。女子にとってこれぞ“ドレス”！

MovieNEXでは、「おとぎ話から実写映画へ」というメイキングや舞踏会シーンの裏側、動物たちの活躍など、まさに本作の見どころがどう作られたかを解説してくれる。さらにスゴイのが『アナと雪の女王／エルサのサプライズ』という短編アニメーションが収録されていること。一粒で二度オイシイ商品だ。