『ピアノ・レッスン』(93)のジェーン・カンピオンが監督した「トップ・オブ・ザ・レイク」の続編。主演は「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のエリザベス・モス。
ニュージーランドの少女失踪事件から５年。シドニーに刑事として赴任したロビン(エリザベス・モス)は、15歳でレイプされて妊娠、産後すぐ里子に出した娘メアリー(アリス・イングラート)に会おうとする。同じ頃、体内に胎児のいるアジア系女性の変死体“チャイナ・ガール”が見つかる。この怪事件を調べるうち、ロビンは忌まわしい真実を知る。
事件の捜査を主軸に、セックス・ワーカー、性犯罪被害、代理母など女性の性にまつわるエピソードを交えつつ、さまざまな母と子の絆を紡ぐ重厚なミステリーだ。