話題のホラー『WEAPONS/ウェポンズ』であの強烈な演技の人は誰?ジョシュ・ブローリンにジュリア・ガーナー、ベネディクト・ウォンら主要キャストをチェック
どこにいても肩身が狭い警察官ポール/オールデン・エアエンライク
警察署長の娘婿で、職場でも家でも立場の弱い警察官ポール。実はジャスティンの元カレなのだが、要領がよくないことから事件に巻き込まれていく彼の痛いユーモアは本作における一種の清涼剤といえる。そんなポール役を担ったのがオールデン・エアエンライク。1989年生まれで、フランシスコ・フォード・コッポラの自伝的映画『テトロ 過去を殺した男』(09)に主演し映画デビュー。『ヘイル、シーザー!』(16)の西部劇スター役も称賛され、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)では若き日のハン・ソロを熱演。『オッペンハイマー』(23)にも出演したほか、MCUのドラマシリーズ「アイアンハート」ではヴィランのゼイクを演じている。
ドラッグ依存症の路上生活者ジェームズ/オースティン・エイブラムス
町外れの森でテント暮らしをしているクスリ漬けのジェームズ。窃盗を繰り返していた彼は、とある家に侵入し、あるものを発見する。警察官ポールとのかけ合いで映画に味わいをもたらすジェームズを演じているのがオースティン・エイブラムス。1996年生まれのエイブラムスは、『L.A.ギャング ストーリー』(13)、『キングス・オブ・サマー』(13)、『47歳 人生のステータス』(17)、『スケアリーストーリーズ 怖い本』(19)、『ウルフズ』(24)など話題作に出演。人気ドラマ「ウォーキング・デッド」での心に闇を抱えるロイ・アンダーソン役で注目を集め、演技派イケメンとして人気を博した。本作に続いてクレッガー監督が手掛ける『バイオハザード』リブート版では主演を務める予定だ。
ただ一人教室に残った生徒アレックス/ケイリー・クリストファー
ほかの同級生が失踪するなか、ただ一人教室に残された少年アレックス。事件についてはなにも知らないと繰り返す彼は、好奇の目を避けるようにひっそりと暮らしている。大人しく、いじめっ子の標的でもあるアレックス役にはケイリー・クリストファー。3歳の時にデビューし、「フラーハウス」や「アメリカン・ホラー・ストーリー」などドラマのゲスト、『Mank/マンク』(20)を経て、アルフォンソ・キュアロン原案・製作のアニメーション『クリスマスはすぐそこに』(24)では主人公の声を務めている。今後は26年配信予定のニコラス・ケイジ主演のドラマ「スパイダー・ノワール(原題)」にセミレギュラーで出演するとのこと。

