思わずタイに行きたくなる!ワット・アルンやナイトマーケット、カノムトウキョウなど『(LOVE SONG)』に登場のスポット&グルメ
世界的人気を誇るBLドラマ「2gether」を手がけたタイのチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督による『(LOVE SONG)』(公開中)。主演を務めるのは森崎ウィンと、自身もタイにルーツを持つ向井康二(Snow Man)。日タイ共同で制作されたことから劇中にはタイでのロケシーンも多く、現地の魅力も盛りだくさん。本作のラブストーリーを盛り上げる美しい風景や観光スポット、登場人物たちが口にするグルメなどを紹介したい。
タイの地で描かれるせつなくもどかしい初恋の物語
化学メーカーの研究員として働くソウタ(森崎)の心の中には、親友であり初恋の人でもあるカイ(向井)がいる。しかし、カイは大学時代に何も告げずに突然、姿を消してしまい、以来ソウタは行き場のない想いを抱えて生きてきた。あれから6年が経ったある日、ソウタのタイ・バンコクへの転勤が決まる。現地に降り立った当日、ソウタの前に現れたのは、いまだ忘れることのできないカイの姿だった。
異国の地で再会を果たした2人だが、その想いを胸に秘めたままソウタは、旧友としてカイとの交流を重ねていく。一方、カイはソウタの勤務先と契約しているフォトグラファーとして活躍し、学生時代から続けているバンド活動にもタイの仲間たちと取り組んでいた。あの頃と変わらないカイの歌声に、ソウタの抑えてきた感情もあふれ出していく…。
エキゾチックで開放的な雰囲気のバンコク市内のスポット
『(LOVE SONG)』のせつなくもどかしい“両片思い”のドラマを彩るのが、エキゾチックで開放的な雰囲気に満ちたタイの街並みだ。ソウタとカイが共に過ごしたバンコク市内のスポット、グルメを紹介していきたい。
●カオサン通り
「バックパッカーの聖地」としても知られるバンコクの代表的なスポット。全長300メートルほどのストリートには、手軽にグルメを楽しめる屋台にタイ雑貨&お土産を扱うショップが並んでおり、活気にあふれている。本作ではポスタービジュアルの撮影場所として使用されている。
●ワット・アルン
「暁の寺院」という意味の名を持つ、バンコクを代表する寺院建築の一つがワット・アルン。劇中では「カイがタイにいるらしい」と聞いたソウタが妄想するタイに登場し、このワット・アルンをバックに民族衣装をまとった女性たちの優美な舞と、そこでギターを奏でるカイの姿が映し出されている。ひときわ目を引く大仏塔にも細やかな装飾が施され、見る者を圧倒する。
●ソムデットヤー
カイと再会したソウタが散策する路地裏があるのは、旧市街ソムデットヤー。レトロな雰囲気の建物も残っており、観光地化されていないディープなバンコクのムードが感じられる。カイに案内されながら、食べ歩きや思い出話に花を咲かせる2人の姿が印象的だ。
●ナイトマーケット
タイのナイトマーケット文化も見逃せない!ソウタとカイが訪れたのはグリーン・ビンテージ・ラチャヨーティン。買い物や食事にやって来た現地の人々とも交流できるスポット。最寄りの「ラチャヨーティン」駅から徒歩約3分という好立地で、気軽に訪れられるのも魅力だ。
●ライブコア
カイがずっと未完成だった曲を完成させ、初披露するライブ会場の撮影にはライブハウス「ライブコア」が使用されている。会場に遅れて駆け付けたソウタが、カイの歌声を目の当たりにして思わず涙が抑えられなくなる姿に胸が締め付けられる。近くにはライブの打ち上げ会場となったレストラン「Tum Tum The Original Bearing 23」も。
